2009年7月 9日 (木)

フライト オブ フェニックス!

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今日、関東地方ではお昼のロ-ドショ-で「フライト オブ フェニックス」を上映しておりました。「フライト オブ フェニックス」とは本サイトをご覧の方は御存知の方が多いでしょうが映画「飛べ!フェニックス」のリメイク版です。

「飛べ!フェニックス」は管理人にとって大げさに言えば人生の方向を決定づけた映画であり本サイトのタイトルにも借用させていただいた思い出深い映画です。

主役は名優のジェ-ムズ スチュア-ト演じるたたき上げのパイロットでスト-リ-は航空サバイバル映画です。現実にはありえない話なのですが準主役のドイツ人の模型飛行機設計者の一言が管理人の胸に深く印象に残りました。

ジェ-ムズ スチュア-ト演じるたたき上げのパイロットは模型飛行機をおもちゃとしか見ず他の乗客たちも同じでした。(もっとも今でもそうかもしれません。)ドイツ人設計者が自社のカタログの機体(あれはグラウプナ-社のカタログで、指している機体はグライダ- "アドラ-"です。)を誇らしげに見せたときの全員のガッカリした表情は忘れられません。

ドイツ人設計者の一言は「模型飛行機はおもちゃじゃない!おもちゃとは机の上を這いずり回っているあれだ。人の乗っていない模型飛行機は安定性の点でむしろ実機より上だ!」というものでした。

結局、最後はドイツ人設計者の言ったとうり,フェニックス号は見事に飛行して乗客の命を救うというスト-リ-です。

溜飲を下ろした管理人は大学の航空工学科に進みましたが卒業時、現在のような不況で航空業界に就職する夢破れ、なんとドイツ人設計者にこき下ろされた玩具業界に就職することになったのです。

少しでも自分の趣味に近い業界ということで選びました。しかし玩具メ-カ-で経験した技術は模型飛行機製作に非常に役に立ちました。本当に人生は分かりませんね。

リメイク版の「フライト オブ フェニックス」は現代風にアレンジされていますがスト-リ-はほとんど同じです。美しい映像が印象的でメジャ-な映画ではありませんが是非ご覧になって下さい。

ちなみに本サイトのタイトル「飛べ!マイフェニックス」はこの映画のタイトルを借用すると同時に、難病から不死鳥のように生還した管理人自身も重ねております。

2009年7月 5日 (日)

貴婦人のギロチン作業はツライぜ!

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1/4スケ-ル、タイガ-モスのマウント交換作業ですが管理人はこんな方法でやっています。

まず大前提としてカウリングのクランクシャフト貫通穴の中心とエンジンのドライブワッシャ-中心が合っている必要があります。その上でサイドスラスト、ダウンスラストを設定しなければなりません。

サイドスラストの方は三角関数または作図から機体中心線に対するオフセット量を求められるので簡単です。

ダウンスラストはカウリングのクランクシャフト貫通穴にシックリと入るジグを製作して正確にセンタ-に5.9ミリの貫通穴を開け、先を尖らせた6ミリの棒ボルトをねじ込み片側にインシデンスメ-タ-を取り付けてメ-タ-をにらみながら希望のダウンスラストに合わせて防火壁にセンタ-マ-クを付けます。

この時基準線を水平尾翼とし胴体は水平尾翼の取り付け角が0度になるように固定しておきます。

このセンタ-マ-クの位置がエンジンクランクシャフトのセンタ-ラインと防火壁が交わる点ということです。

管理人はサイドスラストを1.5度、ダウンスラストを3度に設定しました。スケ-ル機の場合初飛行後にスラストラインを変更するのは非常に困難で特に飛燕やメッサ-シュミットのように胴体機首ラインとスピンナ-ラインが一致している機の場合なおさら難しいです。

このタイガ-モスの場合はカウリングの穴とクランク軸が多少ずれていてもさほど問題ないので比較的楽です。

次回はエンジンマウントの取り付けの予定です。

2009年7月 1日 (水)

貴婦人の首挿げ替え作業開始!

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ようやく注文しておいたSAITO FA-180用のラジアルマウントを入手しました。機体に付いていたのはメ-カ-不明(たぶんデユブロ。)のバイブレスマウントです。

アブソ-バ-部分が機首ラインよりはみ出してしまうためにゴムもろとも半分ほど削り落としてあります。これはマズイです。バイブレスの機能をはたさなくなってしまうと思います。

管理人は下のSAITO純正ラジアルマウントを使いますが最悪マウントがはみ出してしまうようならスラストラインをスケ-ルを無視してでも変更するつもりです。

今回の1/4スケ-ルタイガ-モスは管理人所属の劣悪環境のクラブ飛行場で飛行予定なのでスケ-ル感より安全飛行だからです。

機体完成後にエンジンマウントを換えるのは大変面倒です。スラストラインは基準線なのでそれがなくなってしまうことになるのでジグを駆使して正確な位置にエンジンが固定できるようにしなければなりません。

管理人はこういった場合は独自の工法を使っていますので作業を進めながら掲載していく予定です。

2009年6月25日 (木)

絹張りよりソラ-テックス!

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ようやく1/4スケ-ルタイガ-モスが被覆ができる段階になりました。被覆はこの手の大型複葉機に一般的なソラ-テックス張りに塗装です。

ソラ-テックスは管理人が35年前、学生時代に初めてフイルムなる物を機体に張ったソラ-フイルムを製造しているソラ-フイルム社の製品です。

ソラ-テックスは繊維が入っていることが特徴でソラ-フイルムと同時期に登場しています。20年以上前に京商がシルキ-コ-トと称して繊維入りのフイルムを発売していて管理人は使用した経験がありますがそれにかなり似ています。

アイロン温度は110度~120度となっていてバルサが沸騰するほどの高温で張るオラカバよりかなり低温です。曲面追従性もオラカバほどじゃないんじゃないでしょうか。

管理人はフイルムの上に塗装というのはあまり良い結果が出ていないのですがこのソラ-テックスはどうでしょうか。

一番やっかいなのが真夏の直射日光に炙られてフイルムが緩んだ場合再び熱を加えて収縮させようとすると塗料は耐熱ではありませんから塗装が傷んで見苦しくなることです。

メリットとしては繊維入りのため素晴らしい強度であることです。絹張り塗装仕上げは非常に裂け易くこれほどの大型複葉機となると一番良い選択肢なのでしょう。

非常に高価なのが閉口しましたが塗料の量も少なくて済みますし使ってみることにしました。

2009年6月21日 (日)

燃料タンクはパウンドケ-キ?

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この1/4スケ-ル、タイガ-モスを譲り受けてレストアを始めた時に一番最初に目が行ったのが下部が破壊された燃料タンクでした。

これは面倒なことになるぞと思ったのです。

実機タイガ-モスは上翼中央部が燃料タンクとなっていて波状板で出来ています。この波状板を表現するのにH氏はどうやったのか?.......。直径2ミリ程度のバルサ棒を半丸に割いて一本一本貼り付けていったのか?

そう思いましたがちょっとカッタ-でつっついてみるとバルサではありません。金属でもありません。これはなんだ?........。

他の部分をレストアしながらもずっとそのことが気がかりでしたがある日たまたま百円ショップに行ってその正体が分かりました。パウンドケ-キの型だったのです。

このパウンドケ-キの型は紙製で波状の表面になっています。この波状がピッチといい高さといい1/4スケ-ル、タイガ-モスの燃料タンクにぴったりなのです。H氏製作の燃料タンクの波状ともぴったり合っています。

たぶん規格になっているんじゃないでしょうか。スケ-ル機を製作する場合はこういった市販の物を流用する(というより探して来る。)センスが必要だと感じました。

他のジャンルのR/C機にはほとんど関係ない感覚ですよね。

2009年6月18日 (木)

貧乏人の一戸建て工作室はツライ!

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1/4スケ-ルタイガ-モスのレストアがいよいよ佳境に入ってきました。機体を組み立ててみて各部のアライメントをチエックしてみます。

この機体に使われている張り線は本格的な平張線といわれる物で外国製です。調整機能は付いていますがほんの少ししか長さ調整ができないので万一合わないと取り寄せなければならず非常にめんどうなことになります。

チエックの結果はなんとか合格ですがチエ-ンプレ-トを取り外し式にしたことが微妙な影響をしています。タイガ-モスの張り線は初期から単線→複線(撚り線)→リボン線(平張線)となっていてなにしろ長期間生産された機体なので各年代で全て同じではなくどの年代の機体をモデルにするかで変わってきます。

しかし資料は少ない機体なので細部は各年代ごちゃまぜになってしまいそうです。まあ管理人の目標はF4CではなくF4Hなのでよしとするか。

レストアする前から分かっていたことなのですがこのタイガ-モスを工作室の中で組み立てるとなんと部屋から出せません。組み立てたらちょっと離れて見るというチエックがあるのでどうしようか非常に悩んでいます。

苦し紛れに考え出した方法がこの工作室は2階なので組みあがった機体をロ-プにぶらさげて窓から脱出させるという方法です。

何が起こったかと近所の野次馬が集まってくること必至です。その好奇の目に耐えられるか........。本当に広い工作室を持っている方が羨ましいです。

2009年6月16日 (火)

貴婦人の足はサスペンション付き!

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H氏製作の1/4スケ-ル、タイガ-モスのメインギヤですが埃と油にまみれて一見ひどい状態に見えましたが一晩ラッカ-シンナ-にドブ漬けしたところ素晴らしい姿を現しました。

実機どうりに主輪は駐機中は逆ハの字で沈み込むとハの字になるオレオも見事に再現されています。フェアリングも含めて全て金属ですので製作には正確なジグが必要だったと思います。

スピンドルシャフトの曲げ角度も正確に左右対称になっています。ここは単に一個ずつベンダ-で曲げたのでは決して左右の角度が揃わないと思います。管理人が作るとしたら左右同時にベンダ-に咥えるか正確なジグを作っておいて一個ずつ微妙に曲げとジグ装着を繰り返すことになると思います。

ロ-付けしている箇所もあるので位置あわせのためにここにもジグが必要だったはずです。そうして製作しても最後に組みあがった段階で完全にオレオが作動して左右対称を保つのは大変だったと思います。

H氏の素晴らしい工作技術に改めて感服いたしました。一つだけF3A機のメインギヤ取り付けと大きく違っている点はこれらのメインギヤア-ム類が全て2ミリのマイナスネジで組みあがっていて胴体への取り付けも同じであることです。

F3A機だったら頑強なキャップボルトを使うでしょう。管理人も劣悪な操縦技術なのでここはスケ-ル感をあきらめて実用性重視にするか.........。

2009年6月14日 (日)

再生?.........再生産か。

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タイガ-モスの垂直尾翼の取り付けは取り外し式を採用したので胴体最後尾にアルミパイプを埋め込み垂直尾翼後縁に埋め込んだカ-ボンパイプを差し込む方式です。

アルミパイプの埋め込みは垂直尾翼の垂直度を決定ずける大切な作業ですがたぶんH氏がこの機体を製作した時にジグがあったはずですが当然今はないのでどうするか.............。

管理人は胴体下面の平面(平面と信じて。)を基準面として定板に置きレベルメ-タ-を使って定板の水平を出してから胴体後尾にオモリを付けた糸をぶら下げて垂直を見る方式を採りました。

アルミパイプは切断せず長いまま使って糸との平行を見ます。管理人はアルミパイプの半固定にエポキシパテを使いました。ネバネバ具合がちょうど良かったからです。

ネバネバを利用して垂直を確認したら最後におもむろに金属用超強力エポキシ接着剤「オ-トウエルド」を盛り付けて一日待ちます。

完全に硬化したら余分なアルミパイプを切断して完了です。こういった作業は一回しか通用しません。特に基準面とした胴体下面が墜落してこの部分が破壊されたら再生は非常に困難です。

破壊された後のことまで考えると前回のブログで書いたように機体全体を組み立てられるジグがあるのが理想です。まあそうなると再生というより再生産といった方が近いかもしれません。

2009年6月12日 (金)

貧乏マニアの機体製作ベッド!

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タイガ-モスの垂直尾翼は破壊されたらしく付いていませんでしたので自作することにしました。構造自体はラダ-を参考にすれば問題ありません。

ちょっと問題はH氏が垂直尾翼を固定式にしていたのか取り外し式にしていたのかはっきりしません。管理人は一応取り外せるように改造しました。

方式は胴体最後尾にアルミパイプを埋め込んでおいて垂直尾翼に埋め込まれたカ-ボンパイプを差し込んでビス留めするというものです。

こういった作業の場合精度出しと位置決めが非常にデリケ-トです。管理人は垂直尾翼へのカ-ボンパイプ埋め込みには精度のしっかり出たアングル材に堅木を貼り付けた物をジグとして使っています。

なぜ机の定番を使わないかというと簡単に製作状態中のパ-ツを持ち上げたり移動したりできるからです。

管理人はこのようなプチ定番をたくさん持っています。狭い工作室で小回りの効いた作業をするには最適です。

ただ機体全体の組み立てのような作業になると実機並みに平面の出たコンクリ-ト面から機体全体を組み立てられる大がかりな組み立てジグが欲しくなってしまいます。

寝る場所にすら困っている現状では夢のまた夢ですが...........。

2009年6月 8日 (月)

マ.........マイナスネジ?

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H氏製作の1/4スケ-ル、タイガ-モスの主翼N字型支柱の胴体への取り付けはどうやら植え込みナットなしの直接木部へタッピングまたはビス止め(しかもマイナスネジです。)になっていました。

たぶんスケ-ル的にはそうなのでしょうがなにしろサイト-FA-180のパワ-なので植え込みナットを使わさせていただきました。写真ではキャップボルトをとりあえず締めこみましたがマイナスボルトも検討中です。70年も前のスケ-ル機なのでマイナスボルトにしたいところですが飛行を考えると...............。

マイナスボルトは有限会社浅井製作所で仕入れました。なかなか小さなマイナスネジはいまどき入手困難ですがこういった会社が存在すると助かります。

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