飛べ!マイフェニックス http://homepage2.nifty.com/my-phoenix/
今日、関東地方ではお昼のロ-ドショ-で「フライト オブ フェニックス」を上映しておりました。「フライト オブ フェニックス」とは本サイトをご覧の方は御存知の方が多いでしょうが映画「飛べ!フェニックス」のリメイク版です。
「飛べ!フェニックス」は管理人にとって大げさに言えば人生の方向を決定づけた映画であり本サイトのタイトルにも借用させていただいた思い出深い映画です。
主役は名優のジェ-ムズ スチュア-ト演じるたたき上げのパイロットでスト-リ-は航空サバイバル映画です。現実にはありえない話なのですが準主役のドイツ人の模型飛行機設計者の一言が管理人の胸に深く印象に残りました。
ジェ-ムズ スチュア-ト演じるたたき上げのパイロットは模型飛行機をおもちゃとしか見ず他の乗客たちも同じでした。(もっとも今でもそうかもしれません。)ドイツ人設計者が自社のカタログの機体(あれはグラウプナ-社のカタログで、指している機体はグライダ- "アドラ-"です。)を誇らしげに見せたときの全員のガッカリした表情は忘れられません。
ドイツ人設計者の一言は「模型飛行機はおもちゃじゃない!おもちゃとは机の上を這いずり回っているあれだ。人の乗っていない模型飛行機は安定性の点でむしろ実機より上だ!」というものでした。
結局、最後はドイツ人設計者の言ったとうり,フェニックス号は見事に飛行して乗客の命を救うというスト-リ-です。
溜飲を下ろした管理人は大学の航空工学科に進みましたが卒業時、現在のような不況で航空業界に就職する夢破れ、なんとドイツ人設計者にこき下ろされた玩具業界に就職することになったのです。
少しでも自分の趣味に近い業界ということで選びました。しかし玩具メ-カ-で経験した技術は模型飛行機製作に非常に役に立ちました。本当に人生は分かりませんね。
リメイク版の「フライト オブ フェニックス」は現代風にアレンジされていますがスト-リ-はほとんど同じです。美しい映像が印象的でメジャ-な映画ではありませんが是非ご覧になって下さい。
ちなみに本サイトのタイトル「飛べ!マイフェニックス」はこの映画のタイトルを借用すると同時に、難病から不死鳥のように生還した管理人自身も重ねております。